日本製鉄 NIPPON STEEL CORPORATION

Q&A

よくあるご質問

めっき組成は?

Zn(亜鉛)、約6%のAl(アルミニウム)、約3%のMg(マグネシウム)を基本組成としています。

めっき層の組織は?

Zn(亜鉛)、Al(アルミニウム)、Zn2Mg(マグネシウム)の緻密な3元共晶組織となっています。

母材(原材料となる鋼材)は?

ご要望に応じて、一般材、絞り材だけでなく、590N級などの高張力鋼板を母材とすることができます。

後処理のレパートリーは?

ZAM®用の特殊耐食クロメート処理(A処理)の他に、環境対応型のクロメートフリー後処理、潤滑処理などを行うことも可能です。

製造可能範囲は?

板厚は0.25~6.0mm、板幅は600~1325mmです。
上記以外の寸法については別途ご相談下さい。

めっき付着量の範囲は?

両面合計で60~350g/m2です。両面等厚めっきを基本としています。

環境にやさしい?

長寿命化、木材の鋼板化などによる省資源化に貢献します。また、リサイクル可能な循環型社会形成に寄与する製品です。

コスト削減に有効?

従来材と比べ圧倒的に寿命が長いので、長期の視点で見た場合の使用材料およびメンテナンス頻度など(横持費、管理費)のいわゆるトータルコストを低減することが可能です。

用途は?

耐食性が要求される用途、ドブ漬けめっき代替用途などを中心に、多様な分野でご使用いただけます。一例としては、プレハブ住宅資材、農業用資材、形鋼や形物のめっき部材、防音壁等道路関連材料、架線金具等電力関連材料などがあげられますが、その他の用途にも活用可能なので、お問い合わせください。

製造は?

瀬戸内製鉄所 阪神地区(東予)(愛媛県)の連続溶融めっきライン(HCGL)ならびに同製鉄所 阪神地区(堺)(大阪府)の連続溶融めっきライン(1CGL)、日鉄鋼板㈱東日本製造所(千葉県)の連続溶融めっきライン(3CGL)で行っています。