日本製鉄 NIPPON STEEL CORPORATION

後めっき(溶融亜鉛めっき)との特性比較

ZAMの品質特性

溶融亜鉛めっき(HDZ55 : JIS H8641)
との耐食性比較(塩水噴霧試験)

ZAM®は溶融亜鉛めっきの 1/6 程度の 付着量で同等以上の耐赤錆性を示し 、後めっきに代替可能な防錆技術であること を示す以下の審査証明を取得しております。

建設技術審査証明(建築技術):(財)日本建築センター
建設技術審査証明:(財)土木研究センター

塩水噴霧試験後の外観(平坦部) 基準スケール20mm

500h後 ZAM®板厚2.3mm 90/90 g/m2
時間経過 : 500h
1000h後 ZAM®板厚2.3mm 90/90 g/m2
時間経過 : 1,000h
2000h後 ZAM®板厚2.3mm 90/90 g/m2
時間経過 : 2,000h

ZAM® 板厚2.3mm 90/90 g/m2

基準スケール20mm

500h後 後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
時間経過 : 500h
1000h後 後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
時間経過 : 1,000h
2000h後 後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
時間経過 : 2,000h

後めっき(HDZ55) 板厚2.3mm 560/560 g/m2

塩水噴霧試験後の外観(切断端面部) 基準スケール5mm

500h後 ZAM®板厚2.3mm 90/90 g/m2
時間経過 : 500h
1000h後 ZAM®板厚2.3mm 90/90 g/m2
時間経過 : 1,000h
2000h後 ZAM®板厚2.3mm 90/90 g/m2
時間経過 : 2,000h

ZAM® 板厚2.3mm 90/90 g/m2

基準スケール5mm

500h後 後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
時間経過 : 500h
1000h後 後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
時間経過 : 1,000h
2000h後 後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
時間経過 : 2,000h

後めっき(HDZ55) 板厚2.3mm 560/560 g/m2

後めっきは切断後にめっき被覆してあるものです。

二酸化硫黄試験での耐食性比較

ZAM®は後めっき(HDZ55)よりも二酸化硫黄(亜硫酸ガス)環境下で優れた耐食性を示します。

二酸化硫黄試験 450時間後の外観写真 基準スケール10mm

ZAM 板厚2.3mm 90/90 g/m2
ZAM® 板厚2.3mm 90/90 g/m2
後メッキ(HDZ55)  板厚2.3mm 560/560 g/m2
後メッキ(HDZ55) 板厚2.3mm 560/560 g/m2

二酸化硫黄試験におけるZAM®と後めっきの腐食減量

試験条件/
二酸化硫黄濃度:100ppm
試験温度:40℃
相対湿度:98%以上
二酸化硫黄試験におけるZAM®と後めっきの腐食減量

酸性雨模擬複合サイクル
腐食試験での耐食性比較

ZAM®は後めっき(HDZ55)よりも酸性雨環境下で優れた耐食性を示します。

酸性雨模擬複合サイクル腐食試験におけるZAM®と後めっきの腐食速度

0.05g/m2/サイクル

ZAM® 90/90 g/m2無処理

0.32g/m2/サイクル

後めっき 560/560 g/m2無処理

注)500サイクルでの平均値

酸性雨模擬複合サイクル腐食試験におけるZAM®と後めっきの腐食減量
酸性雨模擬複合サイクル腐食試験におけるZAM®と後めっきの腐食減量

試験条件

試験条件