品質管理・保証
方針
品質マネジメントは、お客様に信頼されご満足いただける製品・サービスを提供する上で最も重要な活動です。品質の向上に向けて、製造・サービスに関わる全社員が品質管理・品質保証に取り組んでいます。全社的な品質管理・品質保証課題に対して、本社の品質保証部が、品種事業部並びに製鉄所等と連携して、対策の推進、支援を進めています。
基本方針
当社は日本鉄鋼連盟の品質保証体制強化に向けたガイドラインに則り、品質コンプライアンス(法令・ルール遵守)教育の強化、品質リスク低減への取り組み、品質監査による品質リスク抽出を基本方針として、当社グループに展開しています。
また、品質保証に関する課題について、 副社長を委員長とした品質保証委員会で共有化し、改善に向けた取り組みを確認し、品質保証の維持向上に努めています。
推進体制
当社の品質保証体制は、製鉄所、品種事業部並びに海外も含めたグループ会社の自律的な品質保証活動を基盤としています。品質保証部は、製鉄所・品種事業部と連携して、品質コンプライアンス教育、行動リスク低減活動、品質監査による品質リスク抽出と是正を推進しています。
品質に関連する事例情報を速やかに全社に共有化し、抽出した課題を標準化・システム化・自動化により確実に対策を講じ、現品の識別管理強化と試験・検査信頼性向上に取り組んでいます。

目標とKPI
- 試験・検査の信頼性向上に向けたシステム化・自動化の推進
取り組みと実績
具体的活動
品質コンプライアンス教育
当社と海外も含めたグループ会社を対象に品質コンプライアンス教育を行っています。法令を遵守することの重要性、製品や自分たちの仕事が社会に与える影響、品質リスクマネジメント、規程・標準類等を教育をはじめ、社内外で起こった品質不適切事案を題材に、全員参加のグループ討議も行っています。また品質eラーニングや現地での品質講演会を実施し、品質コンプライアンス意識の醸成に努めています。
eラーニング受講者 2024年度 71,296名


行動リスク低減活動

過去の品質事案の原因分析から、品質に関わる社員が守るべき基本ルールを品質基本行動5則として定めて浸透・定着に取り組んでいます。
試験・検査の信頼性向上に関して、受注処理から出荷迄の各プロセスについて、品質設計システム、データ自動取り込み、識別管理システム、完成品品質判定等の仕組みを導入して、人による介入リスク低減対策に取り組むとともに、品質管理現場最前線での心理的安全性の確保等のマネジメントの改善含め、今後更なる活動の活性化に取り組んでいきます。
品質監査
お客様からの信頼を高めるために、品質保証部は当社およびグループ会社の品質監査を定期的に実施しています。
監査は、本社品質保証部が行うことに加え、各製鉄所ごとに認定された監査員により実施される自律的監査の体制の強化に取り組んでいます。
更にISO9001、JIS認証等の外部審査での指導を真摯に受け止め、改善を進めることで品質マネジメントシステムの信頼性を高めていきます。
- 2024年度品質監査実績
製鉄所・地区 23回 グループ会社事業所 61回


品質マネジメントシステム・標準化活動
品質マネジメントシステム(ISO9001認証)
当社は、全製鉄所でISO9001認証を取得しており、この品質マネジメントシステムの運用により、お客様に製品・サービスを提供するプロセスを管理しています。事業所単位の品質方針の明確化 並びに継続的な品質改善活動を進めています。
標準化活動
当社は、鉄鋼に関連する国内・海外規格(JIS・ISO・ASTM)について、日本鉄鋼連盟の標準化活動への参画によって適用規格の改正、官民連携した鉄鋼製品の標準化を推進しています。